step8 バランス調整、付属品取り付け |
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シート全体のバランスをみて張り具合を調整します。
曲がって打ったタッカーの針やゆがんだ針を抜いて、きれいに打ち直します。
張り替えやってみようのSTEP6を参考に、余分なシート皮を切り取ります。
(くれぐれも怪我にはご注意ください。)
外していたベルトとエンブレムを取り付けます。
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シート前側のカド部分のアップです。
ここは多めに生地が余っていると思います。
画像のような感じで折りたたんで、タッカーで2点ほど止めておくとスッキリ仕上がります。
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エンブレム取り付け方法です。
まずシート裏側からエンブレム取り付け穴に針などを通して、エンブレム取り付け位置に印となる小穴をあけます。
針を斜めに刺すと位置がずれてしまうので、慎重に確かめながら作業してください。 |
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先ほどあけた小穴の位置に直径3mmほどの革ポンチなどをグリグリ押し当てて、エンブレムの脚部分を通す穴を開けます。
革ポンチだけでなく、半田ごての先で溶かして穴を開ける方法もあります。 |
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表側からエンブレムを挿し込みます。
クリップワッシャで固定する前に、エンブレムが逆さまになっていないかを確認してください。
そんなミスはないと思いきや、シートをひっくり返して作業したりすると意外と逆さまになっていたりするものです・・・ |
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シート裏側です。
エンブレムの脚部分にクリップワッシャを通し、エンブレムを固定します。
クリップワッシャを通すときは、両方を均等に押し込んでください。
片側を先に奥まで通してしまうと、エンブレムの沈み込み具合(下の画像参照)が均等にならなかったり、場合によっては一方に力がかかってエンブレムの脚部分が折れたりする可能性があります。 |
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シート表側です。
エンブレムは画像のようにシートに沈み込む感じになります。
エンブレム固定のクリップワッシャを通すとき片側を先に奥まで押し込むと、この沈み込みが均等になりませんのでご注意ください。
ちなみに画像のエンブレムは、脚部分が折れているのを瞬間接着剤とティッシュペーパーを使って補修(前準備の項参照)したものです。
これだけ沈み込ませても、接着が外れたりはしていません。 |
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ベルトを取り付けます。
シート固定ステーが邪魔でタッカーが打ち込めない部分(◯部)が気になる場合は、画像のように画鋲などを押し込むことで固定可能です。
必須ではないですが、こういう方法もあるのでご参考ください。 |