step1 シート前後の仮止め |
|
シート皮とシートベースがズレたり傾かないように注意して、シート前後を仮止めします。
|
|
シート後ろ側を裏側から見たところです。
画像の○印部分のように、シートの後ろ端と、シート皮の縫い目がおおまかに沿うような位置で仮止めします。
インパルスはシートのスポンジがシートベースに覆いかぶさる構造のため、ピシっと縫い目がシートの端に合いにくいですが、この時点ではだいたいでOKです。
左右どちらかにシート皮が偏らないよう注意して、画像のような感じでタッカー打ち込んでおきます。
一点止めですとシート皮が左右にずれやすいので、2〜3点ほどタッカーを打っておくと安心です。
|
|
シート先端を表側から見たところです。
画像の○印部分のように、シート先端と、シート皮の縫い目がおおまかに沿うような位置で仮止めします。
インパルスはシートのスポンジがシートベースに覆いかぶさる構造のため、ピシっと縫い目がシートの端に合いにくいので、この時点ではだいたいでOKです。
|
|
シート前側を裏から見たところです。
こちらも後ろ側同様、シート皮が左右にずれないよう、2〜3点ほどタッカーを打っておきます。
<注意!>
シートスポンジの先端が劣化して崩れていたり、ちぎれたりしている場合、作業を進めていってもシート先端の形状がキレイに仕上がりません。
いったんシート皮を剥がし、ちぎれたスポンジの破片を接着したり、綿を詰めるなどの補修を行ってください。
参考ページ→シートスポンジを補修する! |
|
この撮影に使用したシートも先端のスポンジがちぎれかけていたので、ちぎれた部分を接着剤でくっつけて、つなぎ目の段差を目立たなくするためにキルト芯(綿)を乗せてあります。
キルト芯(綿)はやや多めに乗せておくと、シート皮をかぶせた際に「張り」が出て、作業しやすいかと思います。
キルト芯(綿)は、必ず防水ビニールの内側に入れてください。 |
|
前後の仮止めが終わった状態のシートです。
座席部分は、シート皮が浮いた状態になっていると思いますが、この時点ではそれでOKです。
大事なのは、シート本体に対してシート皮がずれていたり、ななめになっていないかです。
真上から見て確認し、ずれている場合は針を外して再度仮止めを行います。
OKですか?では本張りに行きましょう!
画像クリックで拡大します。 |