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 GB400TT/スペシャルエディション シート張り替え手順 (その2) その1はこちら
 
 張り替え手順で使用しているシート皮は、生産ロットにより販売しているものと一部異なる場合がございます。

 GB400TTは一部タッカーが打ち込めない箇所がありますが、特に難しいところも無く張り替えしやすいシートです。
 後部にエンブレムのあるスペシャルエディションは、エンブレムの取り付け・取り外しがあるので少し工程増となります。
 

 GB400TT/スペシャルエディション 用 張り替えシート皮 商品詳細ページへ

  

step5 シート前座面を左右に張る
座面のたるみが無くなるように、シート前座面を左右に張ります。

引っ張りすぎ、左右のズレに注意してください。
シート裏側です。

張り具合ですが、目で見えるたるみやシワがなければOKです。
軽く張るくらいでちょうどいいと思います。

シートヒンジ取り付け部はタッカーが打ち込めないので、次の工程を参考にタッカーを打ち込んでください。
シートヒンジ取り付け部分です。

ここはタッカーが入りませんので、赤矢印方向に軽く生地を引っ張った状態でヒンジ部ギリギリにタッカーを打ち込んで生地のズレを防ぎます。

この方法で特に問題は出ないですが、固定に不安がある方は次のタッピングビス固定をお試しください。
シートヒンジ部分に生地を固定する方法として、画像のようにタッピングビスとワッシャーで固定する方法もあります。

ワッシャーがないとタッピングビスをねじ込んだ際に生地を巻き込んでしまいますので、ワッシャーは必ず入れるようにしてください。

画像で使用のタッピングビスは、ネジ部の長さが約8mm、ネジ部の径が3mm、ワッシャーは穴径3mm強、外径7mm程度のものです。
シート側面です。

この矢印で示した辺りは、スポンジからシート皮が浮いた感じになりますが、それで正常です。

強く張ることでこの浮きを減らすことはできますが、シートに体重を乗せたときにシート皮に負担がかかりますので、おススメはいたしません。
シート前側のたるみが取れて、かなりシートの形状がハッキリしたと思います。


画像クリックで拡大表示します。

  

step6 シート後ろ座面を左右に張る
座面のたるみが無くなるように、シート後ろ座面を左右に張ります。

引っ張りすぎ、左右のズレに注意してください。
シート裏側です。

張り具合ですが、目で見えるたるみやシワがなければOKです。
ごく軽く張るくらいでちょうどいいと思います。
ここまでの工程でほぼ張れているため、ここは強く張る必要はないと思います。


画像クリックで拡大表示します。

step7 バランス調整
シート全体のバランスをみて張り具合を調整します。

曲がって打ったタッカーの針やゆがんだ針を抜いて、きれいに打ち直します。

張り替えやってみようのSTEP6を参考に、余分なシート皮を切り取ります。

GB400TTスペシャルエディションは、エンブレムの取り付けを行いますので、いったん「エンブレムの取り付け」に進んでください。

外していたシートキャッチ金具、センターフレーム、シートヒンジ、ベルト、小物入れのフタを取り付けます。
シート後部の裏側です。

余分なシート皮の切り取りですが、小物入れのフタの開け閉めの際に邪魔にならないところまで切り取るようにしてください。

赤矢印辺りまでであれば、小物入れのフタの開け閉めの邪魔になりません。
シート皮を切り取った際に縫い合わせ部分から縫製がほつれてこないように、画像のようにタッカーを2重に打っておきます。
外していたシートキャッチ金具、センターフレーム、シートヒンジ、ベルト、小物入れのフタを取り付けた状態です。

ベルト固定ボルト用のキャップは、手で押し込むだけで取り付けできます。


画像クリックで拡大表示します。

  

エンブレムの取り付け(スペシャルエディションのみ)
この工程での作業は、シート後部にエンブレムのあるスペシャルエディションのみ必要な作業となります。

シート皮に付属の真ちゅうリベットはやや軸径が太いため、細めの丸棒ヤスリなどを使ってエンブレムとベースプレートの穴を約3mmに広げます。

元の穴径は約2.9mmなので、手作業で少し広げてやればOKです。
ドリルなどの電動工具を使用する際は、エンブレムやベースプレートを変形させないようご注意ください。
シート後部のエンブレムが付いていた凹みにベースプレートをあてがい、マーカーペン等で左右の穴位置をマーキングします。
マーキングした場所に、皮ポンチで3mm径の穴をあけます。
エンブレムを取り付けるために画像の赤線で囲った辺りのタッカー針をいったん外して、生地をめくります。
シート皮にあけた穴とエンブレムの穴位置を合わせて、リベットを通します。

左右両方を同時に行うと片側の作業中に反対側のリベットが外れますので、片側ずつ作業を行ってください。

エンブレムの向きを間違わないようにご注意を!
リベットが外れ落ちないように注意しながら、エンブレムごとシート皮を裏返します。

エンブレム側に「下敷き」となる木材などを入れておきます。
下敷きを入れる際にシート皮を傷つけないようにご注意ください。

リベットにベースプレートを通します。(
印部)

ベースプレートの向きを間違わないようにご注意を!
リベットにクリップワッシャをあてがい、先端の細いソケットレンチや筒状の工具でクリップワッシャを押し込んでエンブレムをシート皮に固定します。

反対側のリベット作業がまだですので、クリップワッシャの押し込み具合はほどほどの所で止めておきます。


反対側のリベットも同様に作業します。
左右両方のリベット作業が終わったら、クリップワッシャをしっかりと押し込みます。
裏返したシート皮を戻して、後部の張り直しを行います。

シートスポンジの凹みにベースプレートが収まるように位置を調整しながら、タッカーを打っていきます。
これでエンブレムの取り付けは完了です。

一度張り替えてからの作業となり手間ではありますが、エンブレムがキレイに収まるとシートがグッと締まりますのでじっくり取り組んでください。

step8 完成
完成です!

どうだったでしょうか?うまくできましたか?

一部タッカーが打てない箇所はありますが、比較的張り替えしやすいシートです。
シート形状に合わせたシート皮ですので、グイグイ引っ張らなくてもこの通りちゃんと仕上がります。


クリックで拡大します。

前後とも座面は少し緩いかな、くらいでちょうどいいです。

縫い合わせの線が傾いていたり歪んでいるとキレイに見えませんので、左右のバランスにはご注意ください。
そのバランスにさえ注意すれば、難しいところはほとんどないと思います。

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実際作業されて分かりにくい所がありましたら、掲示板またはメールにてお気軽にお問い合わせください。

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