前準備 |
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作業時は必ず保護メガネを着用してください。
張り替えに際して外しておく部品
ベルト(赤矢印部分)、クッションゴム大(○部分4か所)、クッションゴム小(○部分2か所)、車載工具(□部分)
取り外しに必要な工具:10ミリのレンチ(ベルト)
ベルトは10ミリのナットで取り付けられていますので、ナットを緩めてワッシャ、シートロック金具と一緒に取り外します。
クッションゴムは大・小とも、手の平でこじるようにすれば引き抜けます。
車載工具は、固定しているゴムバンドの片側のひっかけを外せば取り外せます。これ以外の工具は外差なくて大丈夫です。 |
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ベルトは左の画像の通りにとめられています。
ワッシャがベルトに食い込んで外しにくいことがありますが、ワッシャを外す際にネジ山を傷めないようにご注意ください。
ナットが緩みどめ機能の付いたUナットのため、ネジ山を痛めてしまうとナットの回りが非常に硬くなる可能性があります。
すでにネジ山が痛んでいる場合やサビが出ている場合は、「クレ55-6」などの潤滑剤を塗布してナットを緩めると良いかと思います。 |
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タッカーを打ち込む際に邪魔になるので6か所のクッションゴムを取り外します。
クッションゴムは大・小とも、手の平で押し上げるようにこじれば引き抜けます。
6か所以外のクッションゴムは、外さなくて大丈夫です。
小さいクッションゴムは軽くこじることで外せると思いますが、大きいクッションゴムは結構固くはまっています。
引き抜きにくい場合は、下記の方法をお試しください。
・ドライヤー等でゴムを温めて柔らかくする
・隙間から「クレ55-6」のような潤滑剤を少量吹きつけて、滑りを良くする |
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張り替えやってみようのページを参考に古いシート皮を剥がします。
XSR900はシートスポンジが画像のように防水用のビニールごと、タッカーで止められているようです。
防水用ビニールが破れたりしていなければそのままで問題ありませんが、防水用のビニールが破れたりスポンジが濡れている場合は、このタッカーの針を抜いて破れたビニールを取り外したりスポンジを乾燥させたりしてください。 |
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シート皮に付属の防水ビニール、シート皮の順にシートにかぶせます。
防水ビニールは袋状になっていますので、必要なサイズに切り開いて使用します。
XSR900の場合、袋の3辺を切り開き2枚のシート状にして、そのうちの1枚のみ使用します。
なお、純正の防水ビニールが破れていなければ、シート皮に付属の防水ビニールを使用せずそのままシート皮をかぶせてOKです。 |
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シート皮に付属の防水ビニールを使用するときは、シート皮をかぶせる前に純正と同じようにタッカーの針を打ち込んでおきます。 |