前準備 |
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作業時は必ず保護メガネを着用してください。
張り替えやってみようのページを参考にタッカー針を外します。
通常シートスポンジはシートベース側に付きますが、ビラーゴの場合シート皮にボタンがあるためシート皮にスポンジが残ります。
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シート皮を再利用しないのでしたら、ボタンを留めている留め金の紐を切ってシート皮とスポンジを分離します。
留め金を縦向きにしてスポンジの中を通してもシート皮を分離できますが、スポンジを痛めてしまうコトが多いので紐を切ったほうがいいと思います。
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シート皮を剥がしたところです。
スポンジ表面に薄いスポンジとボタンが収まる凹みがあります。
溶着ではなく縫い合わせられたシート皮なので、防水ビニールが必要です。 防水ビニール無しですと水が滲みるばかりか、スポンジとの摩擦でシート皮が引っ張りにくくて仕方がないです。
純正はシャワーキャップのような形の防水ビニールですが、再使用できそうにない場合は薄手のビニールシートで代用できます。 |
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今回は純正防水ビニールが再使用できなかったのでビニールシートで代用します。
ボタンの凹みにあわせてビニールシートにマジックで印をつけておきます。
印の中央に留め金の紐を通す穴を開けておきます。
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シートスポンジの裏側から、留め金を通す穴にラジオペンチを挿し込み、ボタン留め金の先をつまんで引き込みます。
このときボタン留め金を完全に引き抜かずに、スポンジから少し出た辺りでおいておきます。
スポンジ表側からボタン留め金の先をラジオペンチ等でつまんで押し込んでもいいんですが、押し込むとスポンジの中で留め金が倒れてスポンジを痛めることが多いので、裏側から引き込む方がベターです。
画像クリックでスポンジ表側を表示します。
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ボタン留め金の先がスポンジから出た辺りで押さえプレートを通し、留め金を完全に引き抜きます。
引き抜いた留め金を寝かして、押さえプレートの位置をなじませます。
残り4箇所も同様に留め金をかけていきます。
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これで前準備は終了です。
シートを表側から見て左右にずれていないか、斜めになっていないかを確認します。
ズレがある場合はシート皮全体をずらすようにして修正します。
画像クリックでシート表側を表示します。 |