step1 シートを被せる |
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防水ビニール、シート皮の順にシートにかぶせます。
防水ビニールは袋状になっていますので、必要なサイズに切り開いて使用します。
ベスパ・ビンテージシリーズの場合でしたら、半分にすれば足りるはずです。
防水ビニールは防水のためだけでなく、シート皮をかぶせる際の摩擦による引っかかりを無くすためにも必要です。 |
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シート皮には一周ぐるりと補強スポンジが縫い合わせてあるため、被せにくい構造です。
画像のようにシート皮の裏側からドライヤーなどで生地を温めて伸びやすくすると、被せやすくなります。
家庭用ドライヤーではなくヒートガンで温める際は、過熱しすぎによる生地のテカリや溶けにご注意ください。 |
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まずシート後部側をかぶせ、次にシート前側を被せます。
○印部を持って引っ張ると、矢印で示した箇所から生地が裂けることがあるので、必ず下の画像のように補強の硬質スポンジがある先端部分を持つようにしてください。 |
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シート皮をかぶせるコツですが、補強の硬質スポンジがある先端部分を画像のように持ち、シート先端部のスポンジを押しつぶす様に前方向へ押し込みます。
シート皮がかぶさったら、左右のズレがないかを確認します。
ズレているなら外してやり直します。
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シート裏側です。
シート皮を被せた直後は、画像の指で示しているあたりのシート皮、防水ビニールがシートフレームの内側に入り込んでいると思います。
入り込んだシート皮と防水ビニールを、外側へ引き出します。 |
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シート後側です。
シート後部のスポンジにシート皮がフィットするように、シート皮を押し下げます。
このとき必ず補強スポンジのある部分を掴んで押し下げるようにしてください。 |
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シート前側です。
シート後側と同じように、前側もスポンジにシート皮がフィットするように、シート皮を押し下げます。
このとき必ず補強スポンジのある部分を掴んで押し下げるようにしてください。 |
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これでシート被せは完了です。
ベスパ用のシートは寸法個体差が大きいため、かなりきつい場合やそうでない場合もあります。
きつい場合は無理をせず、シート皮温め等を再度行うなどじっくり取り組んでみてください。
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