シート皮の取り外し |
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張り替えやってみようのページを参考に古いシート皮を剥がし、防水ビニール、シート皮の順にシートにかぶせます。
タッカー針抜き
シート皮を固定しているタッカー針のみを外していきます。
シートベース内側にあるタッカー針は、防水フチゴム(ウェザーストリップ)を止めているタッカー針ですので外さないように!
防水フチゴムはかなり厚みがあるので、強力なエアタッカーでないと再固定は難しいです。
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シート皮剥がし
画像の通りシート皮とスポンジは帯で留められていますので、まずはシートベースをスポンジから剥がします。
5本の帯をほどいて、スポンジからシート皮を剥がします。
シート皮の再使用をしないなら、帯は切ってしまっても問題ありません。
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防水ビニールかぶせ
防水ビニールは袋状になっていますので、必要なサイズに切り開いて使用します。
ベスパ・コーサ2の場合、半分にしたものでは寸法が足りませんので、袋の片側を切り開いて大きなシート状にして使用してください。
防水ビニールをかぶせたら、ズレ防止のためスポンジ裏側の前後左右に、タッカーで仮止めしておきます。(赤枠部分参照)
スポンジの帯を通す穴がある位置に合わせて、ドライバーの先などで防水ビニールに穴をあけておきます。(全部で10箇所) |
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シート皮かぶせ
スポンジにシート皮をかぶせる際に、スポンジの穴にシート皮の帯を通して、スポンジ裏側からラジオペンチなどで引っ張り出します。
帯と穴の位置を間違えないように注意してください。
帯の色ならびに裏当て生地の色は、画像と異なる場合がございます。 |
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全ての穴に帯を通したら、左右の帯を引っ張って固定します。
純正風に仕上げるなら重ねてホチキス止め、手軽に仕上げるなら帯をかた結びすればOKです。
帯の引き具合を細かく確認して作業できるので、かた結び方式がオススメです。
結び目はスポンジに沈む感じになりますので、結び目の分シートベースからスポンジが浮く等は気にしないでいいと思います。
帯の引き締め具合は下の画像をご参考ください。 |
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帯を締め終わったら、シートベースをはめ込みます。
帯の引き締め具合ですが、画像くらいの感じで純正とほぼ同程度です。
帯をきつく引き締めればその分表面が立体的になりますし、逆にゆるく締めれば平面的になりますので、お好みで調整するのも面白いかと思います。
ただし締めすぎ・緩めすぎはNGですのでほどほどに(^^;
いい感じの締め具合になりましたら仮止めに進みましょう。
画像クリックで拡大表示します。
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