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94〜95年式GSX400インパルス/S シート張り替え手順
張り替え手順で使用しているシート皮は、生産ロットにより販売しているものと一部異なる場合がございます。
型押しがありますので、比較的ズレが目立ちやすいです。
シートベースのフチとシート皮の縫い目を沿わせれば、自動的にシートの形になりますので
張り替え自体は比較的簡単なシートです。 ズレに注意して張っていきましょう。
94〜95年式GSX400インパルス/S 用張り替えシート皮 商品詳細ページへ
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前準備 |
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作業時は必ず保護メガネを着用してください。
張り替えに際して外しておく部品
ベルト(○部分)
取り外しに必要な工具
5ミリのヘキサゴンレンチ
シートキャッチ金具は外す必要はございません。
ベルトは5ミリのヘックスボルト2本外せばOKです。
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張り替えやってみようのページを参考に古いシート皮を剥がし、防水ビニール、シート皮の順にシートにかぶせます。
防水ビニールは袋状になっていますので、必要なサイズに切り開いて使用します。
GSX400インパルス/Sの場合でしたら半分にすれば足りるはずです。
インパル「す」なのは、ただなんとなくです(笑)
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step1 シート前後の仮止め |
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シート皮とシートベースの中央を合わせ、シート前後を仮止めします。
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左右どちらかに偏らないよう注意して、シート前部分をタッカーで止めます。
シートベースのふちにシート皮の縫い目が沿うようにします。(○印)
一点止めですと力が集中してシート皮が切れることがありますので、3点ほど打っておくと安心です。
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左右どちらかに偏らないよう注意して、シート後ろ部分をタッカーで止めます。
シートベースのふちにシート皮の縫い目が沿うようにします。
一点止めですと力が集中してシート皮が切れることがありますので、3点ほど打っておくと安心です。
シート本体に対してシート皮がずれていたり、ななめになっていないか確認し、ずれている場合は針を外して再度仮止めを行います。
OKですか?では本張りに行きましょう!
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step2 前部カドの本張り |
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シート前部のカド部分を本張りします。
強めに斜め前へ巻き込むようにします。
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シート前部を正面から見たところです。
シートの縫い目とシートベースのふちが沿うようにします。(○印)
強く張る必要があるので、キッチリ3点タッカー打っていきましょう。
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シート座面はスポンジから浮いた状態になっていると思いますが、それでOKです。
フチと縫い目がキレイに沿っていると、シート全体が締まって見えますのでココはじっくりと。
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step3 シート左右を張る(前より) |
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シート中央よりやや前より部分を左右に張ります。
左右一方に偏らないように注意します。
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左右どちらかに寄らないように気をつけて、左右を均等に張っていきます。
シート座面に型押しがありますので左右のズレが目立ちます。ご注意ください。
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シート皮を張る強さですが、画像の位置で約6cmくらいであればOKです。
まだ座面にゆるさがありますが、気にせずに行きましょう。
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step4 座面の本張り |
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シート座面を斜め前・斜め後ろに張り、座面のゆるさを取っていきます。
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シートを裏側から見たところです。
コツ、というほどではないのですが、手で巻き込むようにするとやりやすいです。
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シート座面のたるみはだいぶ取れたはずです。
型押し部分は薄いスポンジを挟み込んでいる構造ですので、たるみは多少残ります。
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step5 シート後部の本張り |
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シート後部を本張りします。
シートベースのフチとシート皮の縫い目が沿うようにします。 |
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シートベースのふちにシート皮の縫い目が沿うように、タッカーを打っていきます。
ここの縫い目がキッチリ沿っているとキレイに見えますので、じっくり作業してください。
シートベース凸部が邪魔でタッカー打てないところがありますが、その左右を強めに張っておけば大丈夫です。
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シート後部のたるみやシワは無くなっているはずです。
あまり強く張るとシートが硬くなりますのでご注意ください。
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step6 シート前部の本張り |
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シート前部を本張りします。
シートベースのフチとシート皮の縫い目が沿うようにします。
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シートベースのふちにシート皮の縫い目が沿うように、タッカーを打っていきます。
ここの縫い目がキッチリ沿っているとキレイに見えますので、じっくり作業してください。
仮止めの針が邪魔になる場合は外してしまってOKです。
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画像ではほとんど変わってないように見えますが、シート前部分のゆるい感じはだいぶ少なくなっているはずです。
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step7 シートベルト部分左右張り |
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シートベルトの通る部分を左右に張ります。
くびれた部分なのでやや強く張ります。 |
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シートベースの形状上、○印部分はけっこうな力がかかりますので、ちょっと狭いですが2点タッカーを打っておきます。
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シワ、たるみはほぼなくなっていると思います。
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step8 バランス調整 |
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シート全体のバランスをみてタッカーを打ち込み、張り具合を調整します。
曲がって打ったタッカーの針やゆがんだ針を抜いて、きれいに打ち直します。
シートの凸部など一部タッカーが入らない部分はありますが、なるべくまんべんなくタッカーを打っていきましょう。
張り替えやってみようのstep6を参考に、防水ビニールを切り取ります。
外したベルトを取り付けます。
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シート前のカド部分は、画像のように折りたたんでタッカーで止めておきます。
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裏側はこんな感じです。
全体的にやや強めに張ることになるシートですので、なるべく細かくタッカーを打っておきましょう。
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タッカー打ちの参考にしてください。 |
step9 完成 |
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完成です!
どうだったでしょうか?うまくできましたか?
GSX400インパルス/Sは、シートベースのフチとシート皮の縫い目を沿わせれば位置が合いますので、ズレさえ気をつければ張りやすいシートだと思います。
寸法は目安ですので参考までに。 数値より全体のバランスを優先したほうがきれいに見えますので。
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後ろからです。
シート形状に合わせたシート皮ですのでグイグイ引っ張らなくてもこの通りちゃんと仕上がります。
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実際作業されて分かりにくい所がありましたら掲示板またはメールにてお気軽にお問い合わせください。
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