step1 シート前後の仮止め |
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シート前後をタッカーで仮止めします。(○部)
後ろ側を先に仮止めしてから、前側を仮止めします。
シート後部は四角い形状なので位置ずれは少ないですが、シート前側は非常にずれが起きやすいです。
シート皮が左右一方に寄ったり、傾いたりしないように気をつけてください。
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シート後部の裏側です。
シート後端とシート皮の縫い目がだいたい揃う位置で、シート皮を仮止めします。
タッカー1点止めではシート皮がずれやすいので、2〜3点タッカーを打っておきます。 |
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シート後部の表側、後ろから見たところです。
このような感じで、シート皮の縫い目がだいたい揃っていればOKです。
厳密に揃える必要はないので、歪んだり斜めになっていないかに注意してください。
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シート先端の表側です。
タッカーを打ち込む前に、画像のように手である程度シート皮を張った状態をつくり、2つの縫い目が左右均等な位置に来ているか、バランスを確認します。
ここは、この張り替えの、肝になる部分とも言えます。 後々の仕上がりに大きく影響しますので、時間をかけて確実に!
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シート前部の裏側です。
表側で左右のバランスを確認したら、シート皮がズレないように注意してタッカーを打ち込み、シート皮を仮止めします。
張り具合ですが、シート先端からシート皮の端までが、だいたい5cmくらいを目安にしておくと良いかと思います。
この長さはあくまでも目安ですので、左右のバランス確認でしっくり位置があれば、そちらを優先してください。
タッカー1点止めではシート皮がずれやすいので、2〜3点タッカーを打っておきます。 |
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これで前後の仮止め完了です。
画像のようにシート座面はダルダルに浮いた状態になっていると思いますが、それでOKです。
大切なのはシート本体に対してシート皮がずれていたり、ななめになっていないか、確認することです。
ずれている場合は針を外して、再度仮止めを行ってください。
ここがズレていると、後々の仕上がりに大きく影響しますので、時間をかけて確実に!
OKですか?では本張りに行きましょう!
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