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 MC15型 VTZ250 シート張り替え手順
 
 張り替え手順で使用しているシート皮は、生産ロットにより販売しているものと一部異なる場合がございます。

 MC15型VTZ250は、比較的高低差の少ないシートです。
 シート皮の縫い目とシートのフチを合わせるようにするのが、キレイに見えるコツです。
  

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前準備
作業時は必ず保護メガネを着用してください。

張り替えに際して外しておく部品
シートキャッチ金具(
印)
シートベルト
矢印)

取り外しに必要な工具
10ミリのレンチ(印部分)、
ヘックスレンチ(矢印部分)、

ベルトを外してから、シートキャッチ金具を外します。
シート後部の車載工具も邪魔になるので手で取り外しておきます。
張り替えやってみようのページを参考に古いシート皮を剥がし、防水ビニール、シート皮の順にシートにかぶせます。

防水ビニールは袋状になっていますので、必要なサイズに切り開いて使用します。

VTZ250の場合でしたら半分にすれば足りるはずです。

  

step1 シート前後部の仮止め
シート前・後部を仮止めします。

前部は、縫い目がややシート裏側よりになる感じで
仮止めします。

後部は、縫い目がやや表側になる感じで仮止めします。
シート前部分です。

画像のように、生地の縫い目がシートのフチちょうどではなく、やや裏側よりになるように仮止めします。

タッカーを2〜3点打ち込みます。
シート後ろ部分です。

画像のように、縫い目がフチちょうどではなく、表側よりになるように仮止めします。

タッカーを2〜3点打ち込みます。

  

step2 シート四隅の仮止め
シートの四隅を仮止めします。

4箇所ともちょっと強めに張って、仮止めします。

タッカーは1〜2箇所打っておきます。
シート前側の裏側です。

合わせる位置ですが、大まかにシートのフチと生地の縫い目が沿うようにします。

ちょっと強めに生地を引っ張るかたちになると思います。

位置がズレやすいので、ズレ止めにタッカーを1〜2箇所打っておく感じです。
シート後ろ側の裏側です。

合わせる位置ですが、こちらも大まかにシートのフチと生地の縫い目が沿うようにします。

ちょっと強めに生地を引っ張るかたちになると思います。

位置がズレやすいので、ズレ止めにタッカーを1〜2箇所打っておく感じです。
これで仮止め完了です。

画像のように全体的にダルダルになっていると思いますが、それでOKです。

大切なのはシート本体に対してシート皮がずれていたり、ななめになっていないか確認することです。


仮止めをキッチリするのが上手く張るコツです。
ずれている場合は針を外して再度仮止めを行いましょう。

OKですか?では本張りに行きましょう!


画像クリックで拡大表示します。

  

step3 シート前カド部の本張り
シート前カド部を本張りします。

仮止めで打った針が邪魔な場合は、いったん外して打ち直します。
シート裏側です。

シート後端とシート皮の縫い目が揃うように、本張りしていきます。

シート表側のアップです。

画像の様に、シート皮の縫い目がシートのフチにまっすぐ沿っていることを確認します。

この線が傾いていたり、曲がっているとキレイに見えませんので、まっすぐでない場合はいったん針を抜いて、再度打ち直します。
ほとんど見た目は変わっていませんが、縫い目をフチに合わせて張ったことで、前側のシート皮の浮き上がりが減って、若干スッキリした感じになっているかと思います。


画像クリックで拡大表示します。

  

step4 シート後ろカド部の本張り
シート後ろカド部を本張りします。

仮止めで打った針が邪魔な場合は、いったん外して打ち直します。

シート裏側です。

こちらも前側同様に、シート後端とシート皮の縫い目が揃うように、本張りしていきます。
タッカー打ち込み部分のアップです。

画像の様に、シート皮の縫い目がシートのフチにまっすぐ沿っていることを確認します。

この線が傾いていたり、曲がっているとキレイに見えませんので、まっすぐでない場合はいったん針を抜いて、再度打ち直します。
前側に続き後ろ側の4隅を本張りしたことで、かなりスッキリした感じになっていると思います。

まだ座面に多少のシワ・たるみは残っていますが、たるみが少なくなっていればOKです。


画像クリックで拡大表示します。

  

step5 シート中央を張る
シート中央部分を、やや斜め後方に張っていきます。

シート裏側です。

Step4の段階である程度はシートにフィットした状態になっていると思いますので、目で見えるたるみやシワが出ない程度に、軽く張るくらいでちょうどいいと思います。
ひとつ前の工程で多少のシワ・たるみが残っていても、今回の工程で画像のような状態になっていると思います。


画像クリックで拡大表示します。

  

step6 シート後ろの本張り
シート後ろを本張りします。

シートのフチに縫い目が沿うように張っていきます。
シート裏側です。

シートのフチに縫い目が沿うように張っていきます。
詳しくは下の画像をご参考ください。

画像の様に細かくタッカーを打ち込んでいきます。
シートの表側です。

画像の様に、シートのフチに縫い目が沿うように張っていきます。

縫い目が揃うと仕上がりがキレイに見えますので、ここはじっくりと。
ほとんど見た目は変わっていませんが、後部の縫い目が揃ってスッキリした仕上がりになっていると思います。

タッカーも打ちやすいので、じっくり作業すれば難しいところはないと思います。

前座面のたるみ・シワはこの後の工程で取っていきますので、残っていてOKです。


画像クリックで拡大表示します。

  

step7 シート前部分の本張り
シート前側を本張りします。

シートの先端部分は、縫い目がシートのフチのやや内側(裏側)よりに、シート前側の左右部分は縫い目がシートのフチに沿うように張っていきます。
シート裏側です。

左右部分はシートのフチに縫い目が沿うように、先端部分は縫い目がシートのフチのやや内側(裏側)よりになるように張っていきます。
詳しくは下の画像をご参考ください。

画像の様に細かくタッカーを打ち込んでいきます。

矢印部分には長方形のスポンジが貼り付けてあるので、このスポンジを避けてタッカーを打ち込みます。
シート先端を正面から見たところです。

画像のような感じで、先端部分は縫い目がシートのフチのやや内側(裏側)よりになるように張っていきます。
パッと見た感じではもうほぼ完成です。

目で見えるたるみやシワがなく、緩めの張り具合がちょうどいい張り具合です。


画像クリックで拡大表示します。

  

step8 シート前後の座面を左右に張る
シート前後の座面(お尻を乗せる部分)を左右に張っていきます。

大きなシワ・たるみはまず無いと思うので、強く張る必要はないかと思います。

シートの裏側です。

赤矢印部分はシートキャッチ金具&ベルトを取り付ける関係でタッカーが打ち込めません。

シート表側です。

ドライバーでつついている辺りは、 シート前後の段差がある部分なので、シート皮がスポンジから浮いている状態になっているかと思いますが、それで正常です。

強く張れば多少シート皮の浮きを抑えられますが、シートが硬くなり表皮の負担も大きくなるので、目に見えるシワ・たるみが無い程度の緩めの張り具合で張っていきます。
見た目の変化はほとんど無いかと思います。

強く張りすぎないようにご注意ください。
「気持ち緩め」ぐらいがちょうど良い張り具合です。


画像クリックで拡大表示します。

  

step9 バランス調整
シート全体のバランスをみて張り具合を調整します。

曲がって打ったタッカーの針やゆがんだ針を抜いて、きれいに打ち直します。

張り替えやってみようのSTEP6を参考に、余分なシート皮を切り取ります。

外したシートキャッチ金具とベルト、車載工具を取り付けます。

シートキャッチ金具がベルトのネジ穴を兼ねていますので、金具→ベルトの順に取り付けます。

シートの裏側です。

シートキャッチ金具がベルトのネジ穴を兼ねていますので、シートキャッチ金具、ベルトの順に取り付けます。


取り付け向きなどは画像をご参考ください。
生地の縫い合わせ箇所は、補強も兼ねて画像の様にタッカーを重ねて打っておくと良いかと思います。

  

step10 完成
完成です!

どうだったでしょうか?うまくできましたか?

シートを斜め前から見たところです。

最初はシワが取れなくて不安かもしれませんが、シート形状に合わせたシート皮ですのでグイグイ引っ張らなくてもこの通りちゃんと仕上がります。

タッカーの打ち込みはじっくりと!


クリックで拡大します。

シートを斜め後ろから見たところです。

前後とも座面は少し緩いかな、くらいでちょうどいいです。

仮止めを筆頭に、各部のフチと縫い目をキレイに沿わせれば、あとはたるみを取っていくだけなので手順的には難しいところはほとんどないと思います。


クリックで拡大します。


実際作業されて分かりにくい所がありましたら掲示板またはメールにてお気軽にお問い合わせください。

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