前準備その2 飾りボタン取り付け |
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飾りボタン無しで張り替えを行う場合、飾りボタンに関する工程は不要ですので無視して進んでください。
切り開いて半分のサイズにした防水ビニールを被せます。
4箇所あるボタン穴の位置に合わせ、細身のドライバーなどを防水ビニールに突き刺して飾りボタンの留め糸を通す穴をあけておきます。
できるだけ水の浸入を防ぐためにも、なるべく小さい径の穴を開けてください。
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ボタン取り付け穴をあける
シート皮の裏面には、4箇所のボタン取り付け位置がマークされていますので、マークの位置にキリなどをまっすぐに差し込み、糸を通す穴をあけます。
できるだけ水の浸入を防ぐためにも、なるべく小さい径の穴を開けてください。
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シート皮にスポンジをはめ込みます
スポンジにシート皮を被せるのではなく、シート皮にスポンジをはめ込みます。
スポンジにボリュームがあるので、グッと押し込む感じになります。
後からの修正は難しいので、スポンジとシート皮に位置のズレや傾きがないか、充分に確認してください。
ずれていたらスポンジを外してやり直します。
まだシートベースは取り付けません。
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飾りボタンの留め糸の結び目長さ(赤矢印の長さ)を調整します。
4つとも結び目までの長さが、約5.5cmになるようにしておきます。
ちょうどの長さに合わせるのはちょっと面倒な作業ですが、ここの長さで飾りボタンの沈み具合が決まりますので、じっくり作業してください。
多少長さにバラツキが出るかと思いますが、そういうときはボタンを以下の様に配置してください。
5.5cmよりちょっと長い2つ→シート前側に配置
5.5cmよりちょっと短い2つ→シート後ろ側に配置 |
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ボタンを引き込む
スポンジ側の穴からシート皮付属の針金を通し、ボタンの留め糸を引っ掛けてスポンジ側へ引き込みます。
4箇所ありますが、ひとつずつ作業を進めます。
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ボタンを固定する
留め糸をスポンジの裏側まで引き込んだら、留め糸を押さえプレートの切り欠きに通して引っ掛け、飾りボタンを固定します。
押さえプレートの切り欠きを留め糸に通しにくい場合は、表側からボタンを押し込んで糸にたるみを作るようにし、押さえプレートを斜めに立てるようにすると、入りやすいかと思います。
残る3箇所のボタンも同様に作業します。
二人でやると非常に楽ですが、一人だとちょっと大変です(^^;
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4箇所のボタンを固定したところです。
だいたい画像の様な感じになっていればOKです。
ちょっと面倒な作業ですが、ボタンがピシッと収まっていると仕上がりがグッと良くなりますので、じっくり取り組んでください。
ボタン固定が完了しましたら、シートベースをはめ込みます。
外にはみ出た、余分な防水ビニールをスポンジとシートベースの間に挟むんでおくと、後で防水ビニールを切る手間が省けて仕上がりもキレイになります。
画像クリックで拡大表示します。 |