前準備その1.5 飾りボタン取り付け |
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飾りボタン無しで張り替えを行う場合、飾りボタンに関する工程は不要ですので無視して進んでください。
シート皮裏面には、画像の様に4箇所(○印部分)飾りボタン取り付け穴位置のマーキングがありますので、このマーキングにキリなどで穴をあけます。
革ポンチなどで穴を開けてもいいですが、できるだけ水の浸入を防ぐためにもなるべく小さい径の穴を開けてください。
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飾りボタンの留め糸の結び目長さ(赤矢印の長さ)を調整します。
結び目長さが3cmのものを2つ、5cmのものを2つ作っておきます。
ユルいとボタンの納まりが良くないので、長いのはNGですが、若干(1〜2mm)短めはOKです。
ちょっと面倒な作業ですが、ここの長さで飾りボタンの押さわり具合が決まりますので、じっくり作業してください。 |
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飾りボタンの留め糸ををシート皮の穴に通します。
画像の様に、前と後ろの穴に、結び目長さ3cmの飾りボタンを、左右の穴に結び目長さ5cmの飾りボタンを通します。
これでシート皮の方の準備は完了です。
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続いてスポンジ側の準備です。
スポンジに防水ビニールをかぶせ、スポンジの穴にあわせて防水ビニールにマジックで印をつけておきます。
印の中央に、キリなどでボタンの留め糸を通す穴を開けておきます。
これでスポンジの準備も完了です。 |
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飾りボタンを通したシート皮をスポンジにかぶせます。
(シートベースはまだつけません。)
シートスポンジの裏側から、留め糸を通す穴にラジオペンチを挿し込み、ボタンの留め糸の先をつまんで引き込みます。
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留め糸をスポンジの裏側まで引き込んだら、留め糸を押さえプレートの切り欠きに通して引っ掛け、飾りボタンを固定します。
押さえプレートの切り欠きを留め糸に通しにくい場合は、押さえプレートを斜めに立てるようにすると、入りやすいかと思います。
残後左右の4箇所の飾りボタンを同じ要領でとめていきます。 |