step2 シート前部本張り |
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シート前部分を本張りします。
シートのフチとシート皮の縫い合わせ部分が沿うように、斜め前に引っ張って張ります。
この部分はシートベースの形状のせいでタッカーが入りにくく、まっすぐタッカーを打ち込めない場所が多いです。
そのためタッカー針の片側が浮いてしまいますが、浮いた針を押し込んでとめていきます。
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シートのフチとシート皮の縫い合わせ部分が沿うように、斜め前に引っ張って張っていきます。
まっすぐタッカーが打てるのは画像の○印部分くらいですので、まずはこの部部にしっかりとタッカーを打っておきましょう。
ダンパーゴムを外していないと○印部分もまっすぐ打てないと思いますのでご注意ください。 |
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このシートは先端の出っ張りが二重になっているため、非常にタッカーが打ちにくいです。
なんとかタッカーを打ち込んでも、どうしても画像の様に片側が浮いてしまいます。
これはシートの形状上、仕方がありませんので、この浮いた針を矢印の方向にドライバーやラジオペンチ等で押し込んでやります。
初めはうまくいかず針がつぶれたり傾いたりすると思いますが、
まっすぐ押し込めれば画像の○印の様にキレイに収まります。
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張り終えたシート前側です。
画像の矢印部分は浮いた針を押し込んで止めています。
タッカーの打ち込み力が弱かったり、針の脚の長さが長かったりすると厳しいと思います。
step1で打った仮止めが邪魔な場合は、外して打ち直します。
90度向きを変えることでまっすぐ打ち込める部分もありますので、画像を参考にしっかりととめておいてください。
画像クリックで拡大表示します。
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おそらくココがこのシートの一番の難所だと思います。
ご使用のタッカーや針によってはどうしてもうまくいかない場合もあるかと思います。その場合はちょっと見た目が悪いですが画鋲などでとめる方法もございます。
シート先端のフチとシート皮の縫い合わせがピシッと沿っていると、シート全体がキレイに見えます。
作業しにくい部分ですが、じっくりと取り組めばその分仕上がりに反映されますのでがんばってください!
画像クリックで拡大表示します。
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