step8 シート前部分を張る |
|
シート前部分を張ります。
シート皮の縫い目がシート形状に沿うようにします。
張り具合ですが、タンク後端がシート皮に当たる部分なので、ぴんと張らずわざとゆるく張ってタンク後端の逃げを作ります。
非常にタッカーが打ちにくい箇所ですのでしっかり押し付けて打ちましょう。
|
|
画像の○印部分の出っ張りがシート前部分に当たるので、わざとたるませてこの出っ張りの逃げを作ります。
年式によってはこの出っ張りがさらに長いものもありますので、ご使用のタンクをご確認ください。 |
|
画像のようにシート正面から前部分にタッカーをグッと押し込み、打ち込んでいきます。
シート皮のたるみを内側へ押し込んで、タッカーでとめていくという感じです。
ココをぴんと張るとタンクの出っ張りに干渉してシートの脱着が非常にしにくくなります。
画像クリックで打ち込み後を拡大表示します。タッカー打ちの参考にどうぞ。
|
|
画像くらいのたるみというか奥行きがあれば、タンクとの干渉はまず問題ないはずです。
この時点で車体に仮装着し、干渉するか確認しておくと安心です。
非常に打ち込みにくい部分ですので、打ち込み力の弱いタッカーでは針をプライヤー等で押し込んだりしないといけないかもしれません。
画像クリックで上からの画像を表示します。
縫い目の揃い具合を参考にしてみてください。 |
|
ほぼ完成です。
若干たるみのある部分はあるかもしれませんが、この後のバランス調整でそういった部分を張っていきましょう。
シート前部分の処理でシート脱着のしやすさが決まりますので、ここはじっくりと。
画像クリックで拡大表示します。 |